海外ボランティアをするなら、誰もが有意義な時間を過ごして、大きな成長を遂げたいですよね。
そこで今回は、海外ボランティア中に習慣化したい行動おすすめ7選をご紹介します。
これらの7つ習慣を身につけることができれば、きっとあなたの海外ボランティア体験もより有意義になるはず!
②「自分から話しかける」をルールにする
海外ボランティア中に習慣化したい行動の2つ目は、「自分から話しかける」をルールにすることです。
ただその場に「受け身」でいるだけだと、得られること・経験できることは相当限られてしまいます。
遥々海を越えて海外ボランティアに参加するなら、ぜひ自分からたくさんの方に話しかけたり、質問したりしてみてください。
いきなり話しかけるのはちょっと…という方におすすめなのは、「自分から挨拶をする」をルールにすること。
プロジェクトアブロードの現地スタッフ、日本人ボランティア・多国籍な外国人ボランティア、ホストファミリー、派遣先のスタッフ、はたまたバス停で横に並んだ現地の方など、話しかけるチャンスはたくさんあります。
しっかり目を見て笑顔で挨拶すると、想像以上に気持ち良いものですよ。
⑤不便さは経験と捉える
海外ボランティア中に習慣化したい行動の5つ目は、恐らく現地で経験するであろう何かしらの不便さも、「経験のうち」と捉えることです。
発展途上国では、お湯が出ない、水が出ない、停電が起こる、道路がデコボコなど、インフラ面で行き届いていない状況を度々体験することになるかもしれません。
日本で当たり前だったことがそうでないと、とにかく不便を感じてしまうもの。
手洗いの洗濯は良い例ですよね。
最初は不便でも、ある程度時間が過ぎると慣れるものです。
「人は何もなくても意外と生きていけるし、何とかなる」という心境に達するものです。
お湯が出ない時は、水のシャワーをささっと浴びる。
水が出ない時は、日本から持ってきたボディシートを使う。
または、ペットボトルに貯めておいた水でタオルを濡らして体を拭く。
夜間に停電になるとできることが限られるので、庭に出て星を見ながらホストファミリーやお手伝いさんから現地語を学んでみる。
多少不便な環境でも、意外と順応できるものです。
日本に帰国したら、湯気が立つほど熱いお湯や、文句ない水圧のシャワーにきっと感動することでしょう。
当たり前だった環境がいかに「有難い」ものだったのかと気づき、感謝の気持ちでいっぱいになると思いますよ。
⑥現地人のように振舞い、現地人の一員として過ごす
海外ボランティア中に習慣化したい行動の6つ目は、とことん現地人になりきって過ごすこと。
海外から日本にやって来た方が、一生懸命日本の文化に溶け込み、日本人のように生活しようとしている姿を見たら、やはりうれしいものですよね。
まさに、「郷に入れば郷に従え」という諺しかり。
現地人として過ごすことは、発展途上国の問題を現地人の方の目線で考えたい方に特におすすめです。
例えば、タンザニアではなるべく現地の言葉であるスワヒリ語で話し、街中の人が行き交う道端でオレンジを食べているマサイ族の人や土産商の人たちと一緒に座って喋ってみたボランティアもいます。
すると、現地の人々の考え方、国民性、傾向などが少しずつ見えてきて、「国際協力」「国家として自立すること」「ODA」について多角的に考えられるきっかけになったんだとか。
とはいえ、「他国への依存から脱却できない一つの要因として、この国のこの習慣が関係しているのでは…」と残念に思うこともあったそう。
プラス・マイナス両面を含め、現地人のように振舞い、現地の流儀に溶け込む努力をすることは、きっとその国・その土地を深く知るきっかけになると思いますよ。
⑦固定観念を捨てる
海外ボランティア中に習慣化したい行動の最後は、できる限り固定観念を捨てることです。
海外、特に発展途上国では、頭ごなしに先進国/日本の価値観を押し付けるのではなく、自分の当たり前を常に疑いながら他人の意見に耳を傾けるようにする姿勢が大切です。
不要な判断せずにありのままを受け入れると、「そういう考え方もあるのか」と自然と相手を理解しようとする姿勢ができるものです。
他者の多様な考え方や意見を受け入れられるようなると、自分の価値観も広がります。
ただし、そのせいで周囲の意見を聞きすぎて自分の意見や主張を言えなくなる・譲り癖が付くのは禁物。
異なる文化・習慣をもつ人のどんな意見にも素直に耳を傾けつつ、自分の頭で考え、自分の意見もきちんと伝えるバランスが大切です。